どこで飼うのか?
基本は室内飼い
昼間は外にお出かけしてごはんの時に家に帰ってくる、といった猫の姿を想像している方も多いかと思いますが、猫は外に出さず完全に室内で飼うことをおススメします。
外に出てしまうと
- 交通事故に合う可能性が高い
- 猫同士でケンカをし、ケガを負ったり病気に感染する可能性が高い
- メスの場合避妊をしていないと外で交尾をして望まない妊娠をしてしまう可能性が高い
- 猫同士の接触による感染症や、ノミやダニなどの寄生虫症に感染するリスクが高い
- 特に純血種の場合、他人に拾われてしまう可能性がある
など、さまざまな危険に冒されるリスクが高いため、安全を確保するために室内で飼うようにしましょう。
しかし、外は猫にとって刺激が沢山あるため、家の中だけで飼っている猫は窓の外を羨ましそうに眺めている、なんてこともよくあります。
可哀そうに感じる方もいるかもいれませんが、家の中だけでも十分刺激的な生活をすることができます。
ただし、それにはいくつかの工夫が必要です。
家の中だけでも楽しく暮らせる環境作り
上下運動ができる場所を作る
猫は高い所へ上ることが大好きです。
また、上下運動は猫の健康維持に欠かせない動きです。
家の階段はもちろんのこと、キャットタワーを設置したり家具の配置を工夫して(床→ソファー→棚の上に移動できるようにする、など)上下運動ができるような部屋作りをしましょう。
おもちゃなどで追いかけ運動をさせる
猫は動くものを追いかけるのが大好きです。
家の中には外と違い動くものが少ないため、ボールや猫じゃらしを使って遊びながら追いかけ運動をさせてあげましょう。
ただし、紐類や小さいおもちゃを放置しておくと誤って飲み込んでしまう可能性があるので注意しましょう。
爪とぎの設置
猫には爪とぎをする習慣があります。
家具を傷つけないためにも数か所に爪とぎを設置しましょう。
今は様々な素材の爪とぎが売っているので、猫ちゃんの好みに合った爪とぎを探してあげましょう。
窓の外を見れるようにする
やはり窓の外には刺激が沢山あり、窓の外を眺めているだけでも退屈がしのげます。
また、窓際は日当たりが良いので、寒さに弱い猫は窓際での日向ぼっこを好みます。
日中はカーテンを開けておき、窓のそばに猫が上れるような台を置いたり、窓際にも寝床を設置しましょう。
危険なものを取り除く
家の中にも実は危険が潜んでいます。
電気コード類は猫の興味をそそりますが、感電の危険があるためコンパクトにまとめたりカバーをかける等の工夫をしましょう。
image:PAKUTASO
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