猫の柄の種類について
猫の毛色や柄の決定にはそれぞれ遺伝子が関わっていて、その組み合わせと環境などの要素によってどんな模様になるかが決まります。
野生の猫は元々キジトラだけでしたが、突然変異を起こし黒色や白色などのさまざまな色が生まれたといわれており、現在では多くの毛色や柄が存在します。
猫の柄の種類はだいたい
全身模様白混ざりトビ柄薄模様の4種類に分けることができます。
白ベースに柄が入ったものを「白混ざり」といい、その柄が極端に小さい場合を「トビ柄」といいます。
大まかな毛色は7種類
毛色はおおまかに7種類に分けることができます。
白

黒

グレー

茶トラ

キジトラ

サバトラ

サビ

これらに分けることができ、この毛色と柄を組み合わせると模様のパターンができあがります。
では、実際にどんな模様があるのかみてみましょう。
全身模様
シロ:白一色クロ:黒一色グレー:グレー一色茶トラ(レッドタビー):薄めの茶色とクリーム・白の縞模様(※タビー=縞模様)キジトラ(ブラウンタビー):茶色とこげ茶色の縞模様サバトラ(グレータビー):グレーと濃いグレー・黒色の縞模様サビ(トータスシェル):べっ甲柄(赤色と黒色がムラ状に広がっている)白混ざり
シロクロ:黒地×白混ざりグレーシロ:グレー地×白混ざり茶シロ:茶トラ地×白混ざりキジシロ:キジトラ地×白混ざりサバシロ:サバトラ地×白混ざり三毛(白色、黒色、茶色の三色):三毛地×白混ざりトビ柄
シロクロトビ:黒地×トビ柄グレートビ:グレー地×トビ柄茶シロトビ:茶トラ地×トビ柄トビキジ:キジトラ地×トビ柄サバシロトビ:サバトラ地×トビ柄トビ三毛:三毛地×トビ柄薄模様
クリーム:茶トラ地×薄模様グレートラ:サバトラ地×薄模様パステル三毛:三毛地×薄模様グレーサビ:サビ地×薄模様また、上記以外にも
豹柄(斑点):縞模様(タビー)の一種で、ベンガルやオシキャットはこの柄バイカラ―:白色にパッチと呼ばれる他の色の模様が入ったものポインテッドカラー:顔、耳、尾、四肢など体の末端の色だけが濃いもので、シャムやラグドールにみられる靴下、ホワイトソックス:四肢の先が白くなっているもの(靴下を履いているようにみえることからこう呼ばれる)ハチワレ:額の柄が鼻筋を境に左右に分かれているものといった模様もあります。
image:cat.sc 猫画像
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