猫をペットショップで買う
ペットショップの現状
環境省が平成23年度に行った一般市民へのアンケート調査によると、猫の入手経路のうちペットショップから購入した割合は7.2%とかなり低い数値となりました。
一口にペットショップといっても個人経営の小さな店舗から郊外型の大きな店舗まで、さまざまな規模のペットショップがあります。しかし、多くの店舗では犬の販売がメインであり、猫の販売頭数は少なく、その種類もかなり限られたものしか販売されていないのが現状です。
ペットショップで買うメリット
純血種が手に入る
種類は少ないですが、人気の純血種であれば手に入れることができます。
実際に目で見たり抱っこすることができる
これがペットショップの強みともいえます。実際に目で見たり抱っこすることができるので、顔や体型、毛並みなどの外見を確認でき、行動などを観察することで性格もある程度知ることができます。
生活用品を購入時に揃えることができる
ほとんどのペットショップではフードや食器、トイレ用品など、猫の生活用品を必要最低限揃えることができます。
アフターサービスがしっかりしている
トリミングサロンを併設しているペットショップだと、購入後にシャンプーや爪切りなどを安い値段で行ってくれます。また、中には動物病院が併設されているペットショップもあり、ワクチン接種や避妊、去勢手術が安く受けることができます。
ペットショップで買うデメリット
衝動買いの危険性
これが一番の問題です。猫を買うつもりなんて全くなかったのに、かわいい猫を見つけ抱っこをしてしまったら買わずにはいられないのが真情です。しかし、心の準備も何もないまま飼ってしまうと、「こんなはずじゃなかった」という事態が起きてしまいます。
種類が少ない
ペットショップでの猫の販売は非常に小規模です。そのため、種類、頭数ともにかなり限られた数しかいません。
良いペットショップの見分け方
まずは衛生面を確認しましょう。ショーケースの中や猫の体、お店の中全体などを見るとわかりやすいです。衛生面がきちんとしていないと、病気が蔓延していたり、動物の世話がいきとどいていないなどあまり良いことがありません。
また、実際に動物の世話をしている店員も確認しましょう。中にはアルバイトを沢山雇い、動物の知識がない人ばかりのお店があります。やはり、愛情だけでなくきちんとした知識をもった方にお世話をされている方が良いです。
そして万が一のことを考え、購入直後に病気になった場合の保証がしっかりしているペットショップを選ぶ方がベターです。
image:wikipedia
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